Deezerによる音源分離ライブラリ・Spleeterのpretrainedモデルを用いて音源分離を行うWindowsアプリを試験公開します。単体で動作し、Spleeter、Python、Conda等のインストールは必要ありません。
アプリは現在フリーウェアですが、寄付を歓迎しています。
※数曲のみ処理する場合、Windows PC以外の場合にはブラウザ版もご利用ください。
アプリのダウンロードサイズを小さくするためpretrainedモデルはアプリに含まれておりません。Spleeterのリリースページからダウンロードしておいてください。分離対象によって2stems.tar.gz、4stems.tar.gz、5stems.tar.gzのいずれかを選んでください。
pretrainedモデルはv1.4.0のみ動作確認しています。
アプリはフリーウェアとして提供されます。著作権は作者が保持します。
再頒布(他のウェブサイトにアップロードする等)は禁止します。
アプリは現状有姿で提供され、動作の保証は行いません。また動作環境、使用法に関する質問等には対応できません。
アプリは予告なく公開停止する場合があります。またシェアウェア化、有償化する場合があります。
アプリの利用に伴う結果、および変換した曲の使用に伴う結果について、作者は一切の責任を負いません。
アプリの処理はすべてローカルで行われます。外部に曲データ等が送信されることはありません。
zipファイルをダウンロードし、任意の場所に展開してください(バージョンアップ時はファイルを上書きしてください)。OngenBunriWin.exeを実行するとアプリが起動します。
Smart Screenによる保護のダイアログが表示された場合は、危険性を理解した上で「詳細情報」から実行を選択してください。
分離の種類(2stems、4stems、5stems)を選択し、ダウンロードしておいたpretrainedモデル(tar.gzファイル)を選択します。「モデルを読み込む」ボタンを押すと、モデルをメモリ内に読み込みます。
対象のファイルまたはディレクトリ、出力先ディレクトリ、16kHzまで拡張するか否か、をそれぞれ選択し、「音源分離を実行する」ボタンを押すと処理を開始します。
ディレクトリを選択した場合は、サブディレクトリも再帰的に処理されます。拡張子 .wav、 .mp3、 .mp4、 .m4a、 .wma、 .flacを対象としますが、環境によってはエラーになる可能性があります。その場合はそれらのファイルは変換してお使いください。
楽曲は44.1kHz、ステレオのみ対応します。
16kHzまで拡張の詳細についてはSpleeterのFAQをご参照ください。
展開したファイルを削除してください。設定ファイルがC:\Users\ユーザー名\AppData\Localの、SpleeterWinディレクトリに保存されていますので、不要なら削除してください。
Visual C++再頒布パッケージがインストールされていない場合、「caused by DLL 'tensorflow' を読み込めません:指定されたモジュールが見つかりません」とメッセージの末尾付近に記述された長文のエラーダイアログが出ます。
Spleeterのモデル構造を再現したモデルを作成し、重みをコピーすることで推論を行っています。また前処理、後処理はオリジナルを参考に.NET/C#で再実装しています。処理結果はPython版とほぼ同じです。
NAudioのFFTを使用して実装したSTFT/ISTFTが遅いため、Python版よりも処理に時間が掛かります。
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